Day11、12 女性の自立

3/8は国際女性デーということで

こちらのアート作品の紹介です。

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鹿児島県の霧島アートの森に展示されている草間彌生の「赤い靴」

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草間作品の特徴である原色と

水玉模様を大きく用いて

「女性の自立」を象徴した

ハイヒールを題材にしています。

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結婚出産を経て、子育てをしている今

女性の自立って本当に大切だなと思います。

なぜそう思うのか。

わたしの新婚時代のエピソードを交えながらお話したいと思います。

わたしは結婚を機に、大阪から夫の会社のある山口県に引っ越しました。

それまでやってきた仕事を辞め

築き上げてきた友人関係もなくなり

苦楽を共にした親友には

『また大阪に遊びに行くよ』と別れを告げました。

そう、何もかもゼロになりました。

追い打ちをかけるように

大好きなセレクトショップやカフェが山口県にはないことが判明！

心の拠り所まで失われました。

そして、走馬灯のように思い出すのです。

モデルハントされちゃったりして

おしゃれな美容院に無料で行けたこと

ストレスが溜まれば、

ユニバに行って

ジェットコースターに乗って叫べたこと

気晴らしにサクッと関空から北海道や韓国、グアムに行けてたこと

え、待って待って。

全部、山口県では

出来ないことばっかりやないかい！！！！

泣いた。

えぇ…もちろんそんなことは全て

結婚する前から分かっていたんですよ？

この人と結婚すると

色々と環境が変わってしまうなぁ。

はい、分かっていました。

しかし、分かっていても受け入れるのには

時間がかかりました。

現実は

想像するよりもずっとずっと

大変だったからです。

 

友達も家族も近くにいない。

お気に入りの場所もない。

頼れるのは夫だけ。

本当に不安でした。

今思えば典型的なマリッジブルーですよね。

しかし、そんな私とは正反対に

夫は今までと何一つと変わりません。

呑気にテレビを見て笑っているのです。

"てか、ずっと思ってたけど

なんでアナタはそんな平気なの？"（心の声）

何も変わらない姿にプッチン。

大泣きしました。(笑)

「なんで山口県なの？！

なんで私だけがこんなに変わらなくちゃいけないの！！！！！！もう嫌だ！！！！！！」

まぁ〜ブチギレました。

キレ散らかしました。←

夫はそんな私を見て、啞然。(笑)

そして、その姿を見て我に返ったのです！

「あかん！夫だけが頼りなのは

絶対にあかん！！！」

と。(笑)

はやく仕事せねば！

そう強く思い引っ越してすぐ

就職活動を開始。

1ヶ月で運良く

大好きな仕事に就くことができ

その後は宇部市の人達の暖かさに触れて、「あー山口県に来てよかった😍最高〜😍！」となりました。(笑)

あのとき、私が

「夫だけを頼りにしてはあかん！！！自立せねば！！」

と強く思わなければ

ここまで早く動けなかったかと思います。

自分が情緒不安定になったとき

自信が持てなくなったとき

夫という存在に

すがりたくなります。

唯一の味方に見えます。

依存したくなります。

が、私はそういう考えは

諸刃の剣だと思っています。

依存した分だけ

相手に期待し

思考停止してしまうからです。

強い人間は周りを救えるんですよね。

だから、わたしも強くなる=夫から自立する

必要がありました。

自立というと仕事や収入と結びつける方が多いのですが、そうではなく

なにか一つ、"自分を助けるもの"だと思ってください。

友達の多さ、運転スキル、家事スキル

なんでもいいです。

全てを奪われたとしても

自分の手元に残る何かが必要です。

窮地に追いやられて、ブチ切れたあの時

「夫だけに頼っていたらあかん！」と気づけて良かった。(笑)

カメラとヨガで起業することもできたから。

白馬の王子様なんて居ないし

頼れる夫なんてのも幻想です。

ワタシを幸せにしてください♡

じゃないのよ。

幸せの主導権が握れないなんて、しんどいでしょ。

最後に頼れるのは自分。

見事に頼りない夫です。

でも、私がなんとかしよう。

家族みんなを、友達を幸せにしよう。

今はそんな気持ちで生きています。😂