Tita Media

山口県子育てサークルTITAが子育てをアートで彩るヒントを紹介するメディアです。

第1回 えのぐで遊ぼう!

第一回:「えのぐで遊ぼう」が

無事、終わりました〜! 

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えのぐのついた筆を持つや否やぐ足に塗る子、食べようとする子😂

すぐ飽きて公園の遊具で遊ぶ子かと思えばずっと1時間熱中してえのぐと遊ぶ子

本当にいろんな子がいて、一人一人がのびのび自由に過ごしていました^^

「こんな空間を

作りたかったんだよ〜〜〜!!」

と一人胸が熱くなりました。笑

 

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この色とこの色を重ねたら何色になるかな〜?

手にも塗ってみよう〜!

お母さんも手出して〜!

トントンしてみよ〜!

 

そんな声が次々に聞こえてきました。

まさにこれがクリエイティビティの目覚めなんですよね!!!

 

私たち大人もかつて子供のころはきっと

自由でクリエイティブな発想を持っていたのに

どこへ行ったんでしょうか?!?!笑

 

日本の教育は「みんなに迷惑かけるから、だめ」「ルールだからだめ」と

空気を読んで少し盲目的に否定する節があるように思います。

 

もちろん空気を読むことは社会を生きる上でとても

大事なスキルだとは思いますが

そればっかりでは息が詰まってしまう。

 

『自由に過ごせる』

そんな場所もあることを子どもたちには知ってほしいのです。

 

抑圧された空間を長く経験すると子どもたちは萎縮し

せっかくの自由な発想も自信さえも摘んでしまうから。

 

だから大人は自由な発想を持てなくなっているんだよね😂💦

 

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見て!この笑顔!!笑

 

足も手も洋服も全部、えのぐだらけ!

はちゃめちゃできて嬉しそうでわたしも嬉しいよ〜!笑

 

うんうん、この空間だけは

何してもオッケーだよ!

(お母さま、ごめん!笑)

(というか、お母さまのこの見守りの姿勢とっても素敵!)



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真っ黒にも塗ってみたよ〜!

ニヤッと写る笑顔も本当に素敵!

 

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出来上がった作品とともに記念撮影★

 

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ピカソの言うとおり、子どもってみんなアーティストですね〜〜

額縁を配っているので、家に飾って鑑賞TIMEを設けても

面白いですね^^

ぜひ、その時々の気持ちを聞いてみてください^^

 

次回のえのぐで遊ぼうは6月13日(日)です✨

ご予約はインスタDMより!

 

 

そして、ホームページもリニューアルしました!

三日三晩、徹夜して睡眠時間3時間を乗り越えて

作成した力作です!

(とてもハードルを上げるやつ。)

 

どんな活動しているのかな?

代表はどんな人なのかな?

 

そんな疑問を持つ方はぜひご覧ください^^

ここから飛んでください✈︎

 

 

 

why art?!

 

「なぜアートなの?」

と、TITA!のコンセプト

『子育てをアートで彩る』についてよく聞かれるのでここで答えておきたいと思います♡



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アートには正解がありません。

見た人の解釈に委ねられています。

そこには「自分の頭で考え、自分なりの答えを導き出す」という

作業が必要になります。

 

この作業は「論理的思考」と呼ばれ、未来を担う子ども達にとって重要なスキルの一つです。そのスキルをアートによって養うことができるのです。

 

さらに、突飛で自由な発想も培われるため

自分とは違う他者の価値観にも寛容に受け入れる力も養われます。

新しい価値観を否定せず学ぶことで視野が広がるのです。



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何よりアートによって五感を揺さぶられる体験というのは

人生をより豊かに彩ってくれるものです。

 

子育ても正解がありません。

アートの力を借りて、自分なりの子育てを模索し、他者を否定することなく穏やかに生きていく術を”親自身”が身につけることで

 

子育て、そしてその後も続く親子の人生をより彩り豊かなものにしていけるという想いから、アートを中心としたサークルを立ち上げました。



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子どもとのお絵描きを10倍楽しむ方法

 

 

 

子どもが大好きなお絵描き!


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お絵描きに熱中しているときはお母さんも手が空いて嬉しいものの途中から

「お母さんも描いて!」とか

「見てみて〜!」とか

かまって合戦が始まりますよね?!

(あれ、うちだけ?)

 

そのときに役立つアートに絡めた声かけの仕方をシェアします。

 

これは、論理的思考も表現力も養われるため

かなりオススメです。

この少しの声かけの差が後に人生の分かれ目になるかも、、?!←

 

まずこの絵を見てください。


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まるで子どもが描いたような絵ですよね。

これはロシア出身の画家『カンディンスキー』によって描かれた絵です。

尊敬する作曲家のコンサートに行き、その音楽に触れ感銘を受けた気持ちを表現したものです。

 

カンディンスキーは全体を黄色で表しています。

彼にとって喜び、感動、そういったポジティブな気持ちは黄色だったのでしょう。

 

彼が活躍した20世紀初頭までの絵画は

見たものを写実的に描くというものでした。

 

ですが、彼はその価値観を打ち破り

『ワイの内面を描いたる!』

と目には見えない、内なる気持ちをキャンバスに描きました。

 

これを表現主義(表現派)と言います。

 

 

そこで思い返してみましょう。

私の娘が描いた(色塗り含む)絵です。


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ただ想いのまま筆を走らせ

一般的な価値観にとらわれない自分のこれだ!と想う色を重ねています。

 

あれ、ちょっとまって!

これって、、、

 

表現主義やん!

カンディンスキーやん!

 

…はい。

みなさんのお子さんもきっと似たようなよく分からない絵を書くと思います。

 

なんで目を赤に塗るの?とか

余白多すぎない?とか

他の色を使わないの?とか

 

大人の凝り固まった価値観で子どもの絵を判断しがちです。

 

が!

 

なんの、なんの。

子どもはカンディンスキーの意思を受け継ぐ

表現主義のアーティストでした。

 

なので、声かけするときは

『これ赤に塗ったんだね』とか

『みどり色だね』とか

肯定もせず否定もせず、描いたものについて声をかけてあげると、お子さんも嬉しくなるでしょう。

 

よく話せる子は

『だってね、これね、かわいいから、あかに、ぬったんだよ!』

とその行動原理を教えてくれます。

 

そうすると

「この子にとって可愛いと思う色は赤なんだ!」

と我が子の内なる情報に思いがけず出会えることもできます!

 

お絵描きがあまり好きでない子にも

「〇〇ちゃんが嬉しいときの気持ちって何色なの〜?」

と聞いて見るのも面白いかもしれません。

「黄色!」と答えたら

 

カンディンスキーと一緒だね!

 

と言ってあげると、お子さんの教養も身につくし

「ちょっと、ちょっと私って知的で教養のあるママじゃない?!」

という気持ちにもなれるかもしれません!!!!(え)

 

ぜひ、お試しください♫

 

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登園拒否をするお子さんをお持ちのお母さんへ

アート思考に絡めて、娘の登園拒否についてブログを書きます。

 

娘は保育園の一時保育に一年近く通っていたのですが、この春から幼稚園に入りました。

 

というのも幼稚園は3歳の誕生日から無償化の対象です。一方、保育園は4歳から。

 

何なんだ、この差は?!

ということで、その恩恵を最速で受けるために早速入園しました。

(他にももちろん理由はあるけどね!(笑))

 

超ビビリ&慎重派の娘は

保育園のときも一年通して大泣きで通園していましたが

案の定、幼稚園でも毎度大泣きです。

 

なんなら、家で制服に着替えているときから大泣き、いや、むしろ朝起きた時点で

「ねぇ、今日さ、幼稚園いかないよね?」と念押しで聞いてきます。

 

いや、行くけどな。

てか、これから3年間

ずっと行くのだよ。

 

そう心の中で思いながら、のらりくらりと話題を変えて朝の準備をします。

 

娘を見ていると、忘れかけていた自分の幼少期を思い出します。

 

あー、私も

保育園大嫌いだったな。

と。

(笑)

 

そのときは何で嫌だったのか理解できませんでした。だってね、4歳とか5歳ですからね。┐(´д`)┌←

 

感情の言語化なんてできなくて

嫌なものは嫌でした。

 

友達もいたのに、スポーツもできたのに。

(小さい頃って足が速いだけでヒエラルキー上位に君臨できる残酷な能力主義な世界。(急に何))

 

大人になってようやく分かったんです。

なんであんなに保育園が嫌だったのか。

だから、娘にも尋ねてみました。

 

「娘ちゃん、

もしかして友達に気使う?

疲れちゃう?」

 

すると

「うん…」とポツリと寂しげに答えたではありませんか!!

 

当時、若干2歳にして《気を使う》の意味が分かるのね!と思わず笑ってしまったと同時に、本当に疲れているんだろうなと顔を見て感じ取れました。

 

きっと気を使うの意味は分かっていない。

けど《疲れる》のは本音だと思います。

 

うんうん、わかるよ。

だってお母さんもそうだったもん。

疲れちゃうよね〜。

 

周りへのアンテナが高く敏感な子は、いい感情も悪い感情も全てキャッチしている場合が多いです。

親がいつもより元気のない顔をしているのもすぐ分かります。

友達がおむつの中でウンチしたのも先生よりすぐ気付きます。

友達が忘れ物したのも先生に教えたりします。

 

まだ2歳なのに?3歳なのに?

そんな事できるの?

 

はい、それがもう出来るんですよ。

早い子はその歳からもう、周りの空気を読み始めます。

上記の例は全て娘が、実際に行ったことです。

 

そら、そんだけ周りに気を使っていたら

疲れるでしょうよ!!!!

とツッコミたくなりますが、こればっかりは生まれ持った性質、いわば初期設定みたいなもんなので仕方ないですね。

(というかその初期設定は私からの遺伝であることは間違いないので共に頑張ろうとしか言えない。)

 

そういう子を世間一般的には

「感受性が豊か」や「五感が鋭い」と表現します。

人よりも感情をたくさんキャッチする能力が高いため疲れてしまうわけです。

 

赤ちゃんの頃に少しの物音でも目が覚めたり、背中スイッチがひどい子も大体、感受性が豊かな場合が多いです。

 

だから感受性の豊かな娘は

きっとこの先も、卒園するまでグズり続けることでしょう。(笑)

 

よく「幼稚園、泣かずに通園できるようになったね!慣れたんだね!偉いね!」

って声かけあるじゃないですか?

でもね、あれって当事者からしたら

 

「偉いね!」じゃないんや、

先生、お母さんよ。

こちとら、必死こいて我慢してなんとか折り合いつけて通園しとんねん。

頑張ってるんやから、そこは労いの言葉ちゃうんか。

 

と思っていますよ。きっと。

(いや、そんな悟ってないか!?笑)

 

泣いて登園してもいいじゃない。

なにがあかんのよ?って話ですね。

これがアート思考です。

【登園拒否=駄目なこと】ではないんです。

嫌なもんは嫌なんだから、親は頑張って笑顔で登園させようと奮闘しなくて大丈夫です。

ただ受け入れてください。

 

全国の登園のたびに泣いてグズって参っているお母さんお父さんたち

もう一度言います。

 

大丈夫です!

お子さんは本当に頑張っています。

そして、残念ながら

心の底からニコニコで登園できる日なんて来ません。(笑)

 

そういう日が表面上、来たとしても

心の中で彼らなりに

なんとか折り合いつけて笑っている。

 

いや、むしろ心配かけまいと

親や先生のために笑ってあげて

平気なフリしているという事なので

「偉いね!」ではなく

 

「頑張っているね!ありがとう!」と労ってください。

 

一つの物事を多面的な視点でみること、これがアート思考です。

「子どもの登園拒否」について

「困ったな」で終わらせずに

親自身も何が困るのか?何が嫌なのか?を含めて考えてみると新たな視点が加わり、視野が広がります😘

 

各々が自分なりに考えてみた結果

『やっぱりニコニコで、通園できるように頑張ってみよう!』と私とは違った解決策になることもあります!

 

そのときはまた思考のプロセスと合わせて教えて下さい♡

子どもに身に着けさせたいスキル

 

子供の未来を考えると、お隣の国、韓国はとても参考になります。

 

韓国ドラマやk-popを見るたびに、この国は本当にガッツがあるなぁと痛感するからです。

 

韓国ドラマにせよ、音楽にせよ、間髪入れずにトレンドを意識した良質なコンテンツが流れてきて、しかもそれが全てネットで見ることができる。

更に日本の市場に売り出すために、アーティストや俳優たちは日本語を覚えたり歌ったりします。

例えそれが自分のしたくないことだったとしてもです。

このやり切る力たるや。

 

反日とかそういう個人の思想は置いといて

まずは稼ぐんじゃ、成功するんじゃ、みたいな気迫がすごい。

夢を叶えるためなら、どんな苦労も受け入れたんねん!みたいなガッツ。

 

やっぱり人口が減り続け、経済危機を経験した国だからこそなんでしょうか?

日本と比べてハングリー精神がハンパないわけですよ。

なにがそうさせるのでしょうか?

 

韓国を経済面、社会面から分析してみましょう。

 

◎韓国の人口は日本の半分以下。

◎受験も大変で、就職も厳しく

それ故に自殺者数が増加し続けている。

出生率は1を切っており、少子化が加速。

◎国民自ら民主化を勝ち取った歴史があるのでデモが多い。

◎土地の価格が上がり続けており一人暮らしできず賃貸に住めず親と暮らす人も多い。

◎以上のことから近年

【何もかも見放された世代】という意味でN放世代と呼ばれている。

 

あれ?めちゃめちゃ大変。

なのに、なんであんなにガッツがあるの?(笑)

 

私なりの考察ですが

俳優やK-POPアイドルといった芸能人達は

人とは違う才能を自覚していて

その才能を信じているからこそ

あれだけ頑張ることができると思うのです。

 

でも一般人はどうなるの?って話ですよね。

一般人でも芸能人ほどではないけど、きらっと光る才能が誰しもあると思います。

 

本人が自覚していないだけで、人よりもちょっと上手くできる、そんな才能。

 

のび太でいうところの『あやとり』みたいな。プロレベルではないけど、しずかちゃん、ジャイアンよりは上手い!みたいな。

 

その才能を自分で気付いて、自信を持つことでプロにはなれないかもしれないけど、人生を豊かにすることはできそうです。

 

なぜって?

目標に向かって必死に頑張っているときって幸せじゃないですか。

(わたしだけ?笑)

 

というより、

そうやって人生を豊かに生きていかざるを得なくなる時代にもう片足突っ込んでいます。豊かに生きれない人は、、どうなるんですかね。本当に悲惨だと思います。

 

なぜって?

今の大変な韓国の社会状況は

そのまんま日本の近い将来の姿だからです。

 

◎日本の出生率は1.3で年々減少

◎2020年は87万の出生数で前年比-2.9%

◎コロナで若者、女性の自殺率増加

◎若者が投票に行かず高齢者優先の政策

◎デフレが30年も続いている

 

このままいくと、高い確率で今の韓国のような社会状況になります。

しかも日本はデモ文化もないので、このまま何かしらの運動が起きることなく、ジリ貧でしょう😭

 

だからこそまだ余裕のある今から

自分なりの才能を磨いて備えておく必要があるのです。

 

この才能は何も稼ぐためのものだけありません。

 

私は必死こいて稼ぐ体力も

精神力も向上心もないので

(どんな)

 

低価格でも満足できるような料理のレシピ数を増やすとかネットや近場の公園を駆使して

遊ぶ能力とか(笑)

そういう自分の得意とする分野の才能を磨いていくのです。

 

ブランド物が好きだったり、お金のかかる趣味がある人は生きていくために当然、稼ぐための才能、スキルが必要になってきます。

 

子どもたちに身に着けさせたいスキルとは

このまま貧乏になる日本に住んでいても

希望を見失わずに頑張り続けられるだけの、きらっと光る自分の才能を見つけて、磨いていくことです。

 

その才能をどうやってみつけるのか?は経験です。

いろんなことを体験、経験させてあげてください。そしたら

「あれ?この子、この分野の才能ある??」って場面に遭遇すると思います。

 

 

もうすぐ3歳の娘。すべり台を一人で滑ってくれません。

 

もうすぐ3歳になる娘はかなり臆病です。

滑り台を滑ることができるようになったのは2歳過ぎたあたりでした。

 

今でも一人でスムーズに滑ることは稀で

必ず私が手を伸ばして待っていないと

安心して滑りません。

 

それどころか「大丈夫だよ!」と

声かけしないと滑れない日も未だにあります。

 

何回も通っている

公園だったとしても、です。

 

いくら遠くから

「できるできる!」と励ましても

「こわいーーー😭」と泣き出します。

 

後ろからお友達が

『滑らないのー?』と急かしても

一人では滑らずに

次々と「お先にどうぞ」と譲ります。

(そして最終的には絶対一人では滑りません。)

 

 

私自身、臆せず一人で遊ぶ子どもだったので、娘のあまりのビビリっぷりが

不思議で仕方がありませんでした。

 

なんでやらないんだ?

まずはやってみればいいのに。

 

そうずっと思っていました。

だから、娘にも同様の声かけしていました。

 

「できなくてもいいから

大丈夫!

まずはやってみて!」

 

ですが、一向に改善されませんでした。

一体、誰に似たんだろう。

 

あー、そうだ。

一人しかいません。

 

石橋を叩いて叩いて叩きまくって

渡らない、夫です。

 

夫曰く、幼少期から

怪我しそう怖そうと思ったものは

絶対にやらなかった。

挑戦なんて絶対しなかった。

おかげで大きな怪我なんてした事がない。と。

 

ちょ、おま!!!

 

完全にお主のDNAやんけ!!!

 

なるほどー。

そこで正反対である私の幼少期と比べてみました。

 

私の場合、切り傷は日常茶飯事。

 

保育園の頃は、用水路をジャンプで飛び越えようとして転落したことがあるし

(この時は姉と姉の友人らが必死に助けてくれて事なきを得た)

 

小学生の頃は鬼ごっこに夢中になって

ジャングルジムから落ちて

脳震盪、骨折というダブルパンチを食らいました。

 

そういや、小学一年生のときに

高学年向けの高い鉄棒に無謀にも挑戦。

案の定まぶたに激突、そのまま切れて何針か縫う手術までしています。

 

まだまだありますよ?!←

 

高校生ときは部活で接触プレー

なんと靭帯を3本切っています。

(笑)

 

さて、ここで考えました。

 

a【元気よく臆せず遊び回る子ども】

b【慎重派で安全な遊びをする子ども】

 

どちらがいいでしょうか?

 

世間一般的にはaの子どもの方が「良し」とされていますが果たしてそうでしょうか?

 

私は確実にaの子どもでした。

が!

 

生傷は耐えないし、母親はしょっちゅう学校から呼び出されるし

病院に連れて行かなきゃならないしで

良いことばかりではありませんでした。

 

一方、bの慎重派の夫と娘のような子どもはどうでしょう?

 

確かに派手には遊びません。

だから、親も時々

じれったく思う事もあるかもしれません。

でも、大きな怪我はしません。

なぜなら、彼らは頭の中で

「あ、これは怖いぞ、やめとこう。」と

リスクヘッジして遊んでいるからです。

 

 

これってとっても

高度な遊び方じゃないか!?

 

私は楽しかったら「わーい!」と突き進んで痛い目見るタイプですが

 

夫や娘のような慎重派の子どもは

 

頭の中でロジカルに考えて

判断して遊んでいるんですよ?!?!?!

 

すごくないですか?!?!

 

(笑)

 

そして、そんな慎重派の子どもに

「君ならできる!大丈夫!まずはやってみて!」

なんて声かけしてしまった私は

本当に迷惑の極みですよね。

 

大反省しました。

娘もきっとこう思っていたでしょう。

 

「いやいや、違うねん!

大丈夫やないねん!

私の頭の中の《コレ、あかん、辞めとけ》ってセンサーがんがん働いとんねん!

やればできる?

いやいや、それ判断するの私やから

強要すんな、かぁちゃん!」

 

といった感じでしょう。

それを2歳の子が説明できるはずもないので

「怖いーーー」と泣くしかないんですよね。

ごめんね、娘。

ほんっと迷惑なかぁちゃんでした。

 

慎重派の子どもを無理やり

アクティブにさせる必要はないですね。

リスクヘッジするその素晴らしい能力を

生かす遊びを提案するべきでした。

 

娘は物をキレイに並べることが得意です。

きっとこれも、安全な場所で

彼女なりの考えや法則を元に遊ぶことが何より楽しいからなのでしょうね。

 

 

そういう子は、決まっている物事を遂行することで達成感や楽しさを得られるタイプなので、プログラミングが向いています。

 

またリスクヘッジが得意なので

税理士、会計士といった職も好きかもしれません。

 

逆に創造したり、臨機応変に対応しなければいけない仕事は向いていません。

接客業、営業職はきっと娘は上手くできないでしょう。

 

みなさんのお子さんはどっち派ですか?

 

 

世間一般的な「いい」とされる子ども像に常に疑問を持って接してみると新たな発見があるかもしれません。

これも物事を多面的に見るアート思考です。

 

 

 

 

 

 

韓国から学ぶ子育て

 

3月はなんといっても

韓国ドラマとBTSにハマるという

韓国づくしの月でした。

 

学生時代、語学の勉強が好きで

フランス語、中国語

そして韓国語を勉強していた私ですが

これといって韓流好きというわけでもなく

韓国ドラマはドロドロしてクドいドラマだと思っていたし、K-POP好きの人は

「顔が好きなだけやろ」「AKB商法みたいなもんやろ」と思っていました。

(土下座して謝ります)

 

ところがどっこい

愛の不時着⇛梨泰院クラス⇛パラサイトという韓国ドラマ&映画の王道ルートを制覇する頃には

 

「もうこのまま、韓国沼から抜け出せないのでは?(白目)」

 

と心配になるほど面白くて楽しくて、がっつり韓流好きになっておりました。

 

冗談抜きで韓国のエンタメ、コンテンツって中毒性あるんですよ。

 

もうね、ハマったら最後。

 

《もう絶対離しませんよ?》みたいな狂気すら感じる。

 

でも、このままハマり続けたら生活に支障が出るレベルまで達したので残りわずかな理性を振り絞って4月に現実の世界へ戻って参りました。←

 

でもこの韓国の音楽、エンタメにハマったおかげで色々と気づけた事があります。

 

日本の課題、子育てに応用できそうなこと。

 

たくさんインプットできたのでそれを今日はシェアしたいと思います。

(ハマったからといってただ単に時間の浪費にだけにはさせないぞ!という無駄な意地です。)

 

まず、音楽「BTS」の話から。

 

ビルボード一位を獲得、グラミー賞ノミネートというワールドワイドのアイドルですが

BTSの楽曲を効くと、どこか懐かしく感じる曲がたまに混じっていることがあります。

往々にしてそれは昔の曲とバラードに多いです。

 

そして、そう感じる曲の作詞作曲者のクレジットをみてみると、大体、【HITMAN】 という名前があるのです。

 

このHITMANという方はBTSの事務所の代表取締役でもあり、有名な作曲家でもある方なのですが(パンPDという名前でも有名ですね。)

 

この方は中森明菜の大ファンでもあり、秋元康、日本のアニメにも影響を受けていると公言しています。

つまり日本の音楽や文化の影響を受けている方なんです。

 

韓国は90年代に入るまで日本の音楽は禁止されていて、パンPDを含めこの時代の音楽好きの若者はみんな、闇市から仕入れて聞いていたというのだから本当に日本の音楽を愛していたのでしょう。

 

だからなのか、この方が作詞作曲する歌は70-80年代の日本の音楽の香りがほのかに漂っているんですね。(私はこの時代の日本の音楽が大好きです。)

 

j-popの繊細で柔らかいメロディと日本語特有の行間を読むような曖昧で美しい歌詞。

 

それに洗練された歌とダンスが加わることで

K-POPらしい楽曲になっています。

 

やはり文化というのは0から1を生み出すものではなくて、その分野の先進国から技術や感性を学んで、アップデートしていくことで成長するんですよね〜。

 

今、韓国の音楽がノリに乗っているのは

音楽産業1位のアメリカや日本の音楽を貪欲に学び成長し続けたからだと思います。

 

1997年のIMF経済危機で外貨を稼ぐ重要性を韓国の国民みんなが意識し、国をあげてエンタメ産業に舵を切ってから約20年。

まさに世界で戦えるマーケットに成長していますよね。

 

日本も国をあげて日本文化を海外に広める

「クールジャパン」をやっていますが

悲しいことに大失敗しています。

 

きっとこの諸外国から学ぶ力が足りていないのでしょう。

ごりごりオススメの商品を薦められても、お客さんって引きますよね。

お客さんにとってのメリットを提示しないと買ってくれないわけです。

そして日本は間違いなく前者です。

マーケットを意識していなくて、ごりごり買って〜買って〜という空気読めない人になっちゃっています。悲しいな。

 

BTSの音楽に「アンパンマン」という曲があります。

 

そう、あの子どものヒーロー、アンパンマンを題材にした音楽です。

 

歌詞の内容はざっくり解釈して伝えると

 

僕は筋肉隆々の強い

ヒーローにはなれない。

バットマンみたいな

かっこいいレーシングカーもない。

でも、君が困ればアンパンを差し出して

寄り添うことはできる。

弱いヒーローかもしれない。

だけど、君に呼ばれたらいつだって助けに行くよ!

今の時代のヒーローはアンパンマンみたいな弱者に寄り添えるヒーローなんじゃないかな?

 

といった内容です。

これ聞いたときの衝撃たるや。

 

なにが衝撃かって、

 

アンパンマンニュータイプのヒーローとして捉えるんだ!」

 

という視点です。

 

私達はアンパンマンをただただ

子どものオモチャ、アニメとしてでしか

認識していません。

 

それを、ここまでカッコよく

「時代にあったヒーロー」として昇華するなんて、、びっくらこきました。

 

これも日本にある

"アンパンマン"という素材に

価値を見出して、自分たちの色をつけて

高いレベルで世界に見せつけている訳です。

 

あーどこまでもアップデートするのね、君たちは、、。

 

そこで思ったんです。

 

「あれ、日本ってめちゃくちゃ宝を持っている国なのに、その良さを活かして切れてないんじゃない?」

 

って。

 

アンパンマンとずっと接してきた日本人の誰かがこの曲作っても良かったのに、思い付かなかったのはなんで?

 

どんなに価値のある

刀や絵画、アニメキャラがあっても

その価値に気付かず眠らせていたら

日の目を浴びることはありません。

 

 

で、私達はこんだけ豊富な文化的な資源があるのも関わらず、呑気にアンパンマンを見て「ちょっとアンパンマンバイキンマンにやりすぎよね〜」ぐらいしか思いつかない(笑)

 

なんてマーケティングが下手なのだろうと思いました。

クールジャパンやってるお偉いさんと同じです。

 

昨今のエンタメ業界における韓国と日本の圧倒的な違いはこのマーケティング

分かりやすく言うと「宝を見つけ出す力」の差なんでしょう。

 

子育てでも同じことが言えますね。

 

子どもはみんな、それぞれ素晴らしい宝(得意なこと、好きなこと)を持っています。

 

その宝を活かすための環境を整えてあげることが親の使命だとも言えます。

 

そんな子どもの宝を見つけ出すためには

ビジネスであればマーケットを見る力、

子育てであれば「多面的に物事をみる力」が必要です。

 

アンパンマンのように

子どものアニメとしてだけで

捉えるのではなくて

新しい時代のヒーローと捉えてみる。

 

この物事を多面的に見る力というのは

アートで養うことができます。

 

絵画や映画を見て、自分が何を思ったのか。作者はどういう意図を持って製作したのか。

そうやって常に第三者の意見を考えながら鑑賞していくからです。

 

BTSのおかげで、私はまた

「アートをしっかり学びたい!」という気持ちにさせてもらえました。

 

ということで今、私は芸術教養学を勉強しています。

日本の眠っているたくさんの宝を見つけ出して、自分なりに咀嚼してみなさんに紹介したいと思っています。

 

そして、子育てにも絶対に活かせると思っています。

古代からの芸術、流れを学ぶことで

宝を見つけ出す力や良い、悪いの二元論ではなく「そんなこともあるよね」という多面的な考えが養われるからね(^^)

 

ということで、こんなに長い文章読んでいただきありがとうございます!

次回は韓国ドラマから学んだことを書きます。(笑)